梅と梅酒が体にいい7つの理由

投稿者 :梅酒之路umeshu sake online store on

梅と梅酒が体にいい7つの理由

    ①.疲労回復

     

      梅干しを一口食べると、口をすぼめてしまいそうになりますね。あの強い酸味は、クエン酸によるもので、クエン酸は代謝に欠かせない物質です。体タンパク質や脂肪、糖などをエネルギーに変えるサイクルを円滑にする働きをします。このサイクルの働きを活発にすることで、疲労した体の回復を早めることができるのです。 

       

      ②.血液サラサラ効果

       

        農林水産省の研究により、梅肉エキスから血液をサラサラにする作用がある「ムメフラーム」という物質が発見されました。「ムメフラーム」は天然の梅には含まれていませんが、梅肉エキスを作る過程で梅の果汁を加熱すると、「5-ヒドロキシメチルフルフラール(HMF)」という糖分とクエン酸が結合して生成されます。余分な脂肪が血管の内壁につくと血液がスムーズに流れなくなり、生活習慣病を引き起こすだけでなく老化も早めてしまいます。梅肉エキスのパワーで血液をサラサラに保ちたいですね。

         

        ③.ミネラルが豊富


          梅には豊富にミネラルが含まれていて、りんごと比較すると鉄分は6倍、カルシウムは4倍で、さらに亜鉛やマグネシウムも含まれています。また、カリウムも豊富で、柿や桃と比較すると、柿や桃のカリウムは100グラム中に約170ミリグラムですが、梅は240ミリグラムも含んでいます。カリウムは血圧を調整する働きがあり、不足すると高血圧の原因にもなります。本来、ミネラルは様々な食品をまんべんなく食べていれば必要量を摂取できますが、不規則な食事をすると不足しがちです。梅や梅酒は現代人にとっては気軽なミネラル源になりますね。梅酒は砂糖の浸透圧をうまく利用して梅のうまみや有効成分や梅の種の成分までをも抽出しています。アルコールは胃の粘膜からの吸収を助けるため、梅の有効成分をより摂取することができます。

           

          ④.カルシウムの吸収促進


            カルシウムは骨や歯を丈夫にする以外にも、筋肉の弛緩・収縮、血液の凝固、神経への情報の伝達などのさまざまな役割を助けています。カルシウムが不足すると、骨はもろくなり健康に悪影響を及ぼします。食品から摂ったカルシウムは腸管で吸収されますが、吸収率は高くはありません。梅に含まれるクエン酸がカルシウムの吸収を助ける作用があるので、梅を使った料理や梅酒でカルシウムの吸収を促進できます。

             

            ⑤.胃腸の働きを整える


              酸っぱい梅を想像するだけで口の中に唾液が出ますね。この唾液にはいろいろな酵素が含まれていています。例えば、アミラーゼという酵素はデンプンの消化を助け、カタラーゼという酵素は活性酸素を抑制すると言われています。また唾液の分泌が増えることでその刺激が胃にも伝わり、胃液の分泌が活発になります。梅の酸味は消化と吸収の準備を助けてくれるのです。されに梅干しに含まれるシリンガレシノールという成分がヘリコバクターピロリ菌を抑制することもわかり、胃がんの予防をする可能性があるということで関心が高まっています。

               

              ⑥.リラックス効果


                梅酒を飲んでいると、梅酒の爽やかで甘酸っぱい香りになんとなく癒されますね。梅の香りは主にクエン酸とベンズアルデヒドという芳香成分により生まれます。ベンズアルデヒドはアロマセラピーの精油にもよく使われており、その匂いを嗅ぐと脳からα波が出て、気持ちをリラックスさせてくれます。疲れた時やストレスを感じた時は、梅酒でリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。梅酒は薄めても味が損なわれないので、薄めてゆっくり飲むのがオススメです。

                 

                ⑦.肌の老化防止


                  唾液は消化を助けるだけでなく、他にも体に良い作用があります。唾液にはパロチンという唾液腺ホルモンが含まれていて、たくさん分泌されるほど細胞の新陳代謝が活発になるため、別名「若返りのホルモン」とも呼ばれています。梅の酸味で唾液の分泌が多くなればパロチンの分泌も増え、肌の多角化やシミ、しわを防ぎ、肌の老化を防ぐことができます。24歳前後でパロチンの分泌が減ってしまうと言われており、梅や梅酒で分泌を促しましょう。また、クエン酸のパワーで代謝を助けて疲労回復を促し、カルシウムの吸収を高めてイライラを防ぎ、きれいな肌を保ちましょう。


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